私が愛したネコぱら
はじめまして、日本萌学会のくらはしと申します。
野山を駆け回り、萌えを狩って日々過ごしております。最近はシスター・プリンセスを見ているのですが、不思議なアニメですねあれ。まだ7話までしか進んでいないので見終えたらいずれ完走した感想を記事にするやもしれません。
(咲耶が一番かわいい、萌え。)
今回お話しようと思っているのは弊ブログ最初の記事「萌学・序文」でも冒頭の元ネタとなっているアニメ、ネコぱらについてです。
皆さん、ネコぱら幕府はご存じですよね?
二代目『迷子の仔ネコちゃん?』でその頭角を現し、五代将軍『カカオの冒険』で隆盛を極めたネコぱら幕府。
しかし近頃はその権力も弱まってきているように感じます。もっともtwitterでサーチをかけているとそう思っているのは私含め少数派の可能性があるのですが……
しかしまあ他人(ひと)の感情を完全に理解することは難しいので、なぜ最近のネコぱらに”私が”心ときめかないのか、極めて個人的な視点から分析してみようと思います。
一個人の意見ですので異論等々あると思いますが、そのときは正々堂々バトルしましょう、シャドウバースで。
まず私のイチオシの回である2話(15周くらいした)、そして伝説として語り継がれるであろう5話(これは本当に良いので未視聴の方がいたら是非見てください)、これらに共通する特徴として、主にラ・ソレイユが舞台となっているという点があります。逆に私があまり萌えを感じなかった回である4話と6話はどちらも水無月家でのお話です。
分けるとこんな感じ
ラ・ソレイユ 1,2,3,5話
水無月家 1,3,4,6,7話
(この記事を書き始めた段階ではまだ7話までしか放映されていませんでした。筆が遅すぎる。)
アニメの1話というものは世界観を共有するための導入であって2話以降と同列に語ることはできないと思っているのでひとまず置いておきます。するとあらビックリ!私が好きな2,5話、あと3話も割と好きなので見事に舞台での分類と一致していますね。(知らんがな)
そうかそうか君はショコラとバニラが好きなんだな。となってしまいそうですが、そこで終わらせるのも勿体ないので2つの舞台の差についてもうちょっと踏み込んで考察をしていきたいと思います。(まあショコラとバニラとカカオが好きなんですけど!)
まず第一印象、空気感や雰囲気が違うなあと感じるんです。
それはどこから来ているのか、いろんな意見があると思いますが、私は「嘉祥さんと時雨さまのネコに対する接し方」に違いを見ました。
具体的に言うと、嘉祥さんも時雨さまもネコたちのことを家族の一員と捉えているというのは間違いないと思うんですが、嘉祥さんの場合が親戚の子相手のように接しているのに対して、時雨さまはどちらかというと現実世界の愛猫家の言う「猫ちゃんは家族」に近い、その上位の感情であるように見えるんですよね。だって6話のご飯我慢競争なんてかなり危ない種目だと思いますし、4話で動体視力検査の名目で自分に大好きって言わせるのもどうなのかって気がするので。
それに対して嘉祥さんのネコに対する扱いが人間相手っぽいのはネコぱらを見ている人ならわかるのではないでしょうか、まあ3話ではネコ遣い荒すぎんだろとも言われていますが。
それと個人的にはネコのネコらしさはもっとさりげなく見せてほしいなあと感じています。そう考えると私が好きなネコぱらは、嘉祥さんが人間相手のようにネコと接するみたいに我々視聴者も人の姿をしたネコたちを人と錯覚してしまって、それでもやっぱりネコだからどこかおかしくて、それでいて愛らしい、そんなネコたちの様子を頭を空っぽにして眺められるアニメだったのかもしれません。
(違うかもしれません、いろいろ書いてるうちに自信なくなってきた。)
(ショコラがババ抜きのルールを理解していないことはあまりにも有名。)
途中なんだか時雨さまの批判のようになってしまいましたが、そうなるのは本意ではないのでここで時雨さまが素晴らしいネコ飼いであるということも述べておきたいと思います。何よりも時雨さま、ネコたちみんなのことを仔ネコのころからずっと親身になって世話してきているんですよね。ネコの子供の頃ってトイレのしつけから食事などなど、人間の子供と比較することも憚られるほどネコだと思うんです。そう考えると仔ネコの時期をそばでずっと見てきた時雨さまにとってネコはネコとして愛すべき存在、というかネコを人と同じように扱ってる嘉祥さんのほうが変な人なんじゃないかな……。
ということで以上アニメネコぱらについての考察でした。
あとは演出面でも思うことがあるのですがこれに関してはまたの機会に改めて書かせていただきたいと思います。
この記事が上がるころにはもう10話か11話が放映されている頃でしょう。
というか10話をこの前見ました。もう2話は帰ってこないのかな……
それでもいつか2話が帰ってきたとしたら、その時は泣いちゃうなあ……
それでは おやすみょん、みょーん(萌学会公式あいさつ(非公認))
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