日本萌学会のさいばしです。おはこんばんちは。

最近は就活で鬱になっており完全に不眠症だったのですが、冷房をつけ部屋のカーテンを閉め切って就寝した結果、グッスリ10時間眠れました。電気代をケチりがちな独り暮らしの皆さんも試されてはいかがでしょう。

さて皆さん、「Re:ステージ！」の伊津村陽花さんをご存知でしょうか。ご存知ですね？

(公式サイトより)

萌えタンシア、オル～～～

伊津村陽花さんは鈴村女子中学アイドル部代表の2人組ユニット「萌えタンシアオルタンシア」の1人で、現在中学2年生です。

好きなものはクッキーと裁縫、苦手なものは高いところです。

かわいいですね。

そしてそんな陽花さんのペアが、伊津村紫さんです。

(公式サイトより)

萌え狂うオタクの図。(プライバシー保護のため画像を一部加工しています)

余談ですが、私はオルタンシアの衣装の黒い筋が乳首のX座標を指していると信じています。

さて、明るく快活な伊津村紫さんの好きなものは肉、せんべえ、観覧車。

特にせんべえについては、リステップのホーム画面に彼女を設定するとよく語ってくれます。私は彼女の口を通して初めて「肉せんべい」という料理の存在を知りました。

そんな2人の絡み(オタク特有の気持ち悪い言語運用)においては、鈍感な紫ちゃんに対して陽花さんが重い愛を隠さないシーンが度々見られます。

重い女、いいよね………

そう、陽花さんは紫ちゃんのことが大好きなのです。

そして、私は伊津村陽花さんに対してもう一つの観点からも注目しています。

まずは下の画像をご覧ください。

リステップに登場するカード、恒常☆4「On:Stage!」伊津村紫の画像です。

この衣装、背中が丸見えなんだ…

もし無防備な背中に傷が付こうものならそれは剣士の恥になってしまいます。残念ながら海賊向きの衣装ではありませんね。

ん？

肩甲骨、良(よ)！！！！！！！！！！

動画内の男性は、その隆々とした肩甲骨を使い、背中に挟まれた煎餅を見事割ることに成功しています。肩甲骨は鍛えることで役に立つんですね。

ん？煎餅…？

ここで私は、ある一つの「可能性」に到達しました。

それは…

"伊津村陽花は自身の肩甲骨で、大好きな紫ちゃんのために好物のせんべえを割ってあげているのではないか？"

さて、そもそもどれほどの力があれば肩甲骨で煎餅を割ることができるのでしょうか？

そのおおよその見当をつけるために、まずは肩甲骨の強さからみてみましょう。

煎餅を割る動作を行う、つまり肩甲骨を内側に動かす役割を担っているのは、僧帽筋とよばれる筋肉です。かの有名な某曲の歌い出し、「僧帽筋から三角筋　派手な上腕二頭筋」のやつですね。

その僧帽筋は、大まかにいえば背筋に分類されます。そのため、今回の調査においてはこの背筋のデータを参考にします。

この記事( http://nava21.blog89.fc2.com/blog-entry-5065.html )によれば、一般成人男性の背筋力の平均は145kg。ただ動画の男性はジムを経営しておられるようなので、相当鍛えていることを考慮しおおよそ300kgと仮定しておきます。(目安として、上記サイトによれば吉田沙保里さんで220kg、室伏広治さんで389kgらしいです。)

それでは、気になる伊津村陽花さんの背筋力はどれほどなのでしょう？

Re:ステージの公式サイトや各資料などを細かく調べてみた結果…

わかりませんでした。そりゃそうだろ。

なのでこちらも推定するほかありません。使えそうなデータとしては学校で実施される体力テストの数値が考えられたのですが、現在の体力テストには背筋の項目がなくデータもありません。なので背筋のテストが廃止される直前、H9年の茨城県の統計( http://www2.center.ibk.ed.jp/contents/kenkyuu/houkoku/data/030s/ch-kekka.htm )を用います。東京都のデータは見つかりませんでした…

これによると、中学2年生の背筋力の平均は71.63kg。ただし、伊津村陽花さんも一人のアイドルとして日頃から体力をつけているはずです。現代っ子は測定当時の子供たちと比べてあまり体を動かすことがないと考えても、少なくとも当時の平均の1.1倍はあるのではないでしょうか。

よって、伊津村陽花さんの背筋力は71.63×1.1≒79kgと見積もって問題ないでしょう。

さて、今度は割られる側である煎餅の硬度について調べていきましょう。

ネットに転がっていた煎餅の物理的特性についての論文( http://www.itic.pref.ibaraki.jp/periodical/reseach/44/vol44_29.pdf )に、煎餅の硬度についてのデータが載っています。

先程の男性が割っていたのは一般的な味付き煎餅だと思われるので、それに該当する最もメジャーな「蒸し米」から製造された「調味煎餅」の硬度を参考にします。

平均値は6.09kgのようですね。うーん、どのくらい硬いのかわからん！

あとは計算するだけ…なのですが、ここで問題が一つ。背筋力が示す数値は内転(肩甲骨を内側に寄せる=煎餅を割る)時のそれではないので、単純比較が難しくなってきました。

なのでここは相対的に、背筋力300kgの男性が硬度6.1kgの煎餅を力の過不足なく割ったと仮定し、とりあえず300:6.1の比を作っておきます。

ここに伊津村陽花さんの背筋力と発生する内転力の期待値Xkgを並べ、

300:6.1=79:X　の式を作ります。

なんかもう解き方が数学に弱い典型的文系のそれですが、とりあえずこの式から「X≒1.6」が導き出せました。

つまるところ、伊津村陽花さんは自身の肩甲骨で硬度1.6kg以下のものを割ることができます。まあ対象物を挟み込めるほど肩甲骨を寄せられたらの話ですが…

それでは本題、伊津村陽花さんは紫ちゃんのために肩甲骨で煎餅を割ってあげることができるのでしょうか？

結論から言えば、答えは「NO」です。

先程の煎餅の硬さのデータをみればわかる通り、最も硬度の低い「米粉」から製造された「白焼き煎餅」でも平均3.29kg、最低値をとっても2.90kgの硬度があります。

伊津村陽花さんの肩甲骨は、煎餅を前に成す術もなく跳ね返されてしまいます。

ごめんね、紫ちゃん…

…このままではあまりにもかわいそうです(誰が？)。結論の代わりとして、伊津村陽花さんでも割れるものを探しましょう！

出典: ( https://www.as-1.co.jp/spg-blog/2019/01/post-23.html )

あった！！！！！！！！！！！！！！！！

この陽花の表情めっちゃ好き。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。