オタクは狂う生き物である

郷に入っては郷に従えというもの。サムネイル画像用の「萌」です。

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日本萌学会のバイブと申します。わっふーい!
さてみなさま、けものフレンズというアニメはご存知でしょうか。3年ほど前にオタクの間で爆発的な人気を得た作品で、このブログを読んでいるくらいなら(?)ご覧になったことがある方も多いでしょう。
さきほど「爆発的な」と申しましたが盛者必衰、いわゆる”バズった”作品が必ずしも幸せな運命を辿るとは限らないというのは世の常であります。けものフレンズもこれに違わず、これの続編であるけものフレンズ2が製作、公開されたものの「大炎上」という言葉で表現される程の騒動が起こってしまいました(詳しい説明は省きます)。
このけものフレンズ2という作品から”Gothic×Luck”というアイドルグループが生まれました。
八木ましろさんと菅まどかさんの2名により構成されたGothic×Luck、いわゆる「けものフレンズブーム」中に結成されていれば大人気アイドルとなることは目に見えていたでしょう。しかし時代は2019年、けものフレンズ2を視聴したことで狂った一部のオタクがけものフレンズに対して呪詛を唱え、コンテンツの破滅を願っていた時代です。アイドルとして華々しいデビューを飾ることができる環境とはお世辞にも言えなかったでしょう。
しかし彼女たちが生み出すトラックは一級品、歌唱力も半端ではありません。3年前にふとした気持ちでけものフレンズの1話を視聴して以降けものフレンズに狂った2年間、そしてGothic×Luckに狂った1年間。使った金額は数十万。オタク(これは一人称です)は1人でも多くの方々にGothic×Luckを聴いて頂き、いつの日か武道館でワンマンライブが行われることを祈って、今日も呪文のように「Gothic×Luckを、聴いてください。」とツイートするのであります。

こちらはGothic×Luckの最高傑作とも名高い(僕が言っているだけですが)一曲である「星をつなげて」と昨年発売されたファーストアルバムのダイジェスト動画です。(秋にはセカンドアルバムも発売されます!)
この記事を読んだのも何かのご縁、是非ともGothic×Luckを聴いて帰って頂ければと思います。


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前置きが長くなってしまいました。これからが本題となります。
3月20日、Gothic×Luckのデビュー1周年を記念して初のワンマンライブが行われました。
これまでにもけものフレンズのライブ等にGothic×Luckが出演したことはあったのですがGothic×Luck「だけの」ライブはこれが初めてのこと、なんとしても見逃せません。いつものように奴隷船(高速バス)に乗り、はるばる大阪から東京まで出陣した訳であります。
ライブの開催地は表参道のド真ん中、アップルストアやハイブランドのショップが立ち並ぶ大通りに300人ものオタクが集まった光景はなかなかのものだったのですがこれに関しては詳しくは触れないことにしておきます。

前物販も終わり(売り切れていたもの以外は全て買いました)ついにライブが始まりました。Gothic×Luckの2名が登場した瞬間ものすごい勢いで心拍数が上がっていきます。15メートル、いや10メートル?オタクにはあまりにも近すぎる距離、この時点でもう無理。
2名が歌い始めてからは涙目でサイリウムを振る機械になっていたのでほとんど記憶がありません。しかし一つだけ分かるのはその歌唱力の高さ。CD音源と生歌のギャップは多くの歌手にとって永遠の課題であると思いますがGothic×Luckはその差異を全く感じさせません。ダンスまでしながら歌っているのにも関わらずです。けものフレンズのアイドルグループの中では×ジャパリ団(こちらも非常にオススメです)も高い歌唱力を持っていますが正直Gothic×Luckは別格だと思います。マジで上手い。
また生歌ではCD音源より強く声の“圧”を感じられます。機械による編集を加えないことで声に迫力が生まれるというのが分かりやすいでしょうか。もちろん会場全体の一体感などもライブの醍醐味であると思うのですがこちらを聴けるのもライブ参加の大きな魅力だと思っています。

ライブ中にはブラックバック役の未来みきさん(先述した×ジャパリ団のメンバーですね)とカラカル役の小池理子さんがサプライズ出演し4人でようこそジャパリパークへを歌うシーンもありました。
ご存知の通りようこそジャパリパークへはけものフレンズ1期の主題歌でありオタクにとってはまさに聖歌(-Hymn-)、けものフレンズのライブに於いてもアンコールからのようこそジャパリパークへで締めるという流れは定番です。けものフレンズのオタクならようこそジャパリパークへを聴いただけでガチ泣きすることができ、コールも完璧に暗記しているというのが当然というもの。
Gothic×Luckの持ち曲はファーストアルバムの5曲と先日デジタルアルバムで発売された1曲、そしてけものフレンズ2のキャラクターソング1曲の計7曲とそこまで多くはないので「ようこそジャパリパークへとかも歌ってくれたら嬉しいなあ」といった期待は微かに抱いていましたがまさか本当に歌ってくれるとは思いません。最も好きなアイドルグループが人生で最も聴いた曲を歌ってくれるという歓び(㐂)、泣くだろ。というかマジで泣きました。

そしてアンコール後にライブは最高のエンディングへと向かっていきます。
八木ましろさんと菅まどかさんがファンへの感謝を述べながら涙を拭う場面は涙無しには見られなかったでしょう。俺も泣いてたしみんな泣いてた。
さらに今秋にセカンドアルバムが発売されることが発表。これはGothic×Luckの2名も初めて聞いた情報だったそうです。
けものフレンズ2の一連の騒動が収まってきた頃にけものフレンズ3がリリースされ、×ジャパリ団やはなまるアニマルといった新しいアイドルグループが登場する中で喜びの片隅に「もうけものフレンズプロジェクトはGothic×Luckのことを忘れちゃったのかなあ」といった思いがあり、もしかしてGothic×Luckはけものフレンズというコンテンツからそのままフェードアウトしてしまうのではないかという不安さえありました。そんな中でのワンマンライブ開催、そしてセカンドアルバムの発表、至高の喜び。マジで大声出しながら狂ったようにサイリウムを振っていました(ごめんなさい)。
発表後に歌った桜てのひらと星をつなげてで2人の声が若干震えていたのは僕の気のせいではなかったと思います。

ライブ終了後にはお渡し会があり、内容としては物販で4000円以上買い物をした人に八木ましろさんが手紙に自分の名前を書いて手渡してくれるというものでした。マジかよ。
生で見ただけで感情が終了しているのに目の前でGothic×Luckの2人を見ることができて会話まですることができるなんて耐えられる訳がありません。今この文章を書きながらお渡し会のことを思い出して死ぬほど心拍数が上がっています。オタクがよ。
これが書いてもらったやつです。元々自分のハンドルネームを手紙に書いてもらう趣味はないし「バイブさんへ」なんて書いてもらいたくない(頼んだら捕まるだろ)のでガチ苗字でお願いしました。自分が見た限り何の工夫もない実名を書いてもらってたのは僕だけでした。

自分の番が近付いてくるにつれ緊張がどんどん高まっていきます。何を言えばいいのかも決まりようがありません。応援してます?頑張ってください?それともお疲れさまでした?そもそも自分なんかがGothic×Luckの2人と会話していいのか?心拍数が上がりすぎて吐きそうにすらなっています。マジで死にそう。
落ち着く暇もなく列は進んでいきいつの間にか自分の番が回ってきました。緊張と吐き気と喜びと混乱で全く頭が回らなくなっている中でどうにか捻り出した言葉。

「本当に感動しました!!一生応援します!!」

オタク、キッメェェェェェ!
三流オタク、写す価値無し。なんなんだよ一生って。
考え得る中で最低の一言だったと思うのですが菅まどかさんにこう返事されてしまいました。

「ありがとうございます!!一生頑張ります!!」

感情マシマシ、号泣。
菅まどかさんに手を振って会場を出た後マジで泣いてました。一生応援するって言ってよかった。本当に一生応援します。

ちなみにお渡し会前後はこんなツイートをしてました。キモすぎんだろ。


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会場を出た後も心拍数は上がりっぱなしでしばらくの間放心状態でした。
本当に楽しかったし人生で行ったライブで最も感動しました。次回のライブがあったら絶対行きます。セカンドアルバムは5枚買います。
こんな感動を僕に与えてくれた八木ましろさんと菅まどかさん、本当にありがとうございました。



といった感じで僕のGothic×Luck 初ワンマンライブのレポートは以上と(異常と?)なります。
3600文字以上にも及ぶ長文をここまでお読み頂きありがとうございました。


日本萌学会ジャーナルブログ「萌え人」

日本萌学会を中心に結成されたオタク集団、「日本萌学会」の公式ブログです。 早く滅ぼしましょう。

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