ヘブバン顔女ランキング(私選)
2022年2月10日、インターネットに激震が走った。
1999年のKanon発売以来、恋愛ゲーム業界の先頭を走り続けてきた我らが敬愛すべき宗教法人最強企業Keyが、その新作を発表。HEAVEN BURNS REDは長らくKeyの顔として活動してきたシナリオライターにしてミュージシャンである麻枝准の久々の復帰作として一躍インターネット老人を熱狂に追い込んだ。
※参考資料
ゲームの仕様や雰囲気については以下のブログを参照してほしい。
筆者も、プレイ開始直後は怒涛の銀魂テイストなギャグに圧倒され、「もういい」と「Jun、お前は休め」と連呼したものだが、の労働、ヘブバン、睡眠の三つを10時間単位でローテーションするうちに本作の魅力に気づき、現在では度重なるファンからの不理解とスランプ、それから批判とそれによる精神的な不調…という負のスパイラルを繰り返していた麻枝准氏が、それでもなお「これが俺のシナリオだ」と言わんばかりに自分を貫く姿に感動と敬意を覚えるまでに至った。
そもそも、ゼロ~10年代初頭に栄えたPCを主体とした恋愛シュミレーションゲーム(超婉曲表現)において、時代の旗手として華々しく活躍したシナリオライターの中で、自我を持ち続けた人間が何人いただろうか。
君は王雀孫のツイッターを見たか。すか自がVTuberに貢いでいるのを見て何を思ったか。ついに更新されなくなった田中ロミオの書評ブログに感じるものはあるか。とのかわの現在は職をやめないことの大切さを教えてくれた。
(ロミオの書評は本当に面白い)
そんな中で、最も精神的に過酷な立場にいたであろう麻枝氏が、2022年の今になっても新作をその身を削りながら作り続け、そして、オールドスクールのオタクたちに夢を見せてくれたことに筆者としては深く尊敬の念を禁じ得ないのである。
麻枝准、見ているか。お前面白いよ。第一章読んだよ。ちゃんとKey作品だったよ。
感動した。
お前の書く姿とお前のストーリーに感動した。
ありがとう。
本題へ移ろう。
麻枝准氏の代表作の一つに『リトルバスターズ!』(2007年)がある。
(去年クドわふたーを見ていない人間は萌え怠慢罪で学会追放です。)
筆者の所属する界隈では、昨年1日平均24時間リトルバスターズをプレイし、数週間にわたって配信し続ける猛者が出現したことを期に、このような会話が頻繁に行われた。
「お前リトバスで誰が好きなんだよ(修学旅行の夜)」
最悪である。(伊吹風子の論文)
そしてその最悪な会話を進める過程でそれは起こった。
「お前は二木佳奈多と三枝葉留佳のどっちが好きなんだよ」
(左二木、右三枝。どういう服なんだよ)
筆者は答えた。
「二木佳奈多」
「なんでだよ」
筆者、いや、俺は答えた。
「顔で決めたに決まってるだろうが!!!!!!!!!!!」
その夏の暑い日、二木佳奈多は顔だと壊れたラジオのようにまくしたてるオタクが出現した。
コロナ禍の日本、亡国の日は近い。
さて、賢明なる読者諸君には薄々と察せられていることだと思うが、本論文では筆者が独断と偏見と第一印象のみで選ぶ(ストーリーを読め)ヘブバンの好みの顔女を選ぶことを目的としている。
以下、俺の好きな顔の女を紹介し、短評を加えたい。12人いるぞ。
①朝倉可憐
短評:そもそも好きな女の顔を評するという行為がナンセンスだ。俺はこういう顔が好き。それは主観的である以上に直観的な観念だ。というわけでここでは客観的な基準は持ち出せない。しいて言うならかれりんの二重人格設定はギャップ萌え狙いとかじゃなくてだーまえがバンドさせるときにデスボイス出させたいから持ってきた設定だと思っている。
②國見タマ
問題のシーン。
短評:ちいさくてかわいくて愛嬌があって好き。叫び声が汚いのも高評価。おタマさんのSSRは普通に強いので硬派な萌編成にも軟派な性能編成にも使えるのが個人的に嬉しいところ。
③東条つかさ
短評:ポンコツだが顔と名前のカッコよさがピカ一なので最強です。この作品にはたくさんの美少女キャラが出てくるのにその中でも「美少女」という印象を与えるビジュアルはようやっとると思う。
④蒼井えりか
動画無かった。
短評:ビジュアルだけならトップクラスで好き。こういう飾らない感じで清潔感のあるキャラクターが好き。なんだこれ、人事課か?
第二章は31Bとの話っぽいのではやくストーリー読みたい。こんなクソブログやめてええか?
⑤柊木梢
短評:完全に第一印象だけで選んでる。31Bの部隊長と同じような印象だがこっちはちょっとミステリアスな感じ。交流イベントやったけど健気な感じが個人的に刺さった。日本萌学会が好きそう。はやく2章読ませろ。
⑥山脇・ボン・イヴァール
短評:ヘブバン第一章を読了した全てのオタクはこれが本当のKey作品であると衝撃を受け、麻枝准の復活を確信し、そして、「ブンちゃんより山脇だよな…」派と「山脇よりブンちゃんだよな…」派の二者に分かれる。俺は山脇が好き。以上。
⑦佐月マリ
短評:マジで好き。イベストも最高だった。ガチャで出なくて狂う。助けてくれ。
⑧白河ユイナ
短評:一番ウキウキで風呂イベいった。俺はこういう顔が好き。悪いか。
⑨小笠原緋雨
ほかに画像なかったんか
短評:持ってないので本当にほかに画像がない。純粋な顔採用。しかし、京都在住のオタクが顔採用でパン屋のバイトに落ちたエピソードがあることから推察される通り、この国にルッキズムは強く根付いている。
個人的にはこういう線の細い女の子がクソごつい剣を軽々と振り回す姿が好きです。
⑩菅原千恵
短評:持ってないので顔採用です。パン屋にいそう。
⑪夏目祈
短評:高校時代ひなビタ♪の霜月凛に性癖を破壊されたことが原点なので見事ランクイン。あと持ってない。くれ。
⑫七瀬七海
短評:小柄で荒事に向いてなさそうだけどどこか底知れない感じの雰囲気が良いと思います。ななみんとの交流イベを確認した方は日本萌学会にご連絡ください。
総評
こんなクソブログを書いた事実に心が泣いている。明日は太陽の光を浴びることを恥ずかしいと感じる朝が来るだろう。
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