2021年の萌え書籍
今の日本萌学会さんがツイートしても全然""重み""がないよな
— 🐟へき🐢 (@frontier0084) November 8, 2021
(前奏)
萌学会さんオタクとしての強度を求められすぎてて時折可哀想になる
— チソソドン (@Chiso_ness) November 10, 2021
目覚めては繰り返す 眠い朝は
愛新覚羅眠酢儀
— 労働者 (@cavalry_meumeu) May 23, 2021
襟のタイをきつく締め
— 労働者 (@cavalry_meumeu) November 19, 2021
教室のドアくぐるとほんの少し胸を張って歩き出せる
過労死しそう
— 労働者 (@cavalry_meumeu) December 5, 2021
そんな日常に吹き抜ける風
聞こえた気がした
感じた気がしたんだ
BONFIRE LIT https://t.co/WEpPbVWviY #amebaownd
— はるひ (@Ar_haruhi_) December 2, 2021
震えだす今この胸で
日本百名山を見直す時が来たようです https://t.co/pnX3C5ypwM #amebaownd
— はやかわ (@kewiihai) December 3, 2021
萌え人のアドベントカレンダーが初日から躓きそうだったのでクソ記事をあげました。
もう来る気がした
幾億の星が消え去ってくのを
日本萌学会のアドカレに記事を書かせて頂くか... pic.twitter.com/DzdEO1h5D9
— KKO (@KKO_nata) December 4, 2021
見送った
手を振った
萌の輪を解いてみよう!|日本萌学会ジャーナルブログ「萌え人」 https://t.co/jcvkKClzZE #amebaownd
— KKO (@KKO_nata) December 4, 2021
日本萌学会さんのアドベントカレンダーに参加させて頂きました
よかったね、と
こいつら全員消えます。日本萌学会の
日本萌学会です。
「今年の冬こそホワルバ2をやんないとな~」と言ってたらもう12月になってて笑っちゃいました。あと何年同じ過ちをすれば気が済むんでしょうか。
このリンク探しにアクアプラスのサイト見たら来年のうたわれ最新作一色でドン引きしました。2022年は葉鍵時代に逆戻りかもしれません。
ちなみに紙芝居戦線についてはefとシュタゲが途中のままです。
いい年こいてこういう趣味嗜好を続けると上記のような悲しいモンスターになってしまうのでやめましょう。葉鍵時代はもう終わったのですから。
ここ数か月はずっと「出勤(CLANNADのポスターの画像)」「退勤(かぎなどのスクショ)」「(かぎなどのスクショ)」「CLANNADを視聴しました!」くらいのツイートしかしてなかったので、この一年間の間で読んでたオタク書籍を何点か公開し、カドカワをはじめとする出版業界に多大な恩を売ろうと思います。
書籍紹介記事です。
2021年の読書傾向について
時は2021年、インターネットはウマ娘の炎に包まれた。
これは日本萌学会も例外ではなく、サトノダイヤモンド(ウ)のイラストを熱狂的にRTしたり、ハーメルンで二次創作を巡回するなどの異常活動が生活に組み込まれたので、ライフワークだった小説家になろうの週間ランキング巡回が止まっており、最新のなろう情勢を完全に見失った状態にあります。
というわけで2021年は主に2020年ごろに追っていたなろう原作の書籍化や、電子書籍のおすすめ欄を中心にポチポチ読み漁った一年となりました。
・なろう原作
小説家になろうの大多数を占める作品は、基本的にそのときの流行りのテンプレートに沿って話が展開するものとなっており、そこから作者が独自のキャラクターやちょっとひねった設定をこねくり回して独自色を加えたものとなっています。
はっきり言ってしまえば紋切型の作品の量産工場ですが、その紋切型テンプレートのもととなるような影響力を持つ作品を見てみると、なろう自体を馬鹿にすることはできないと常々痛感しているところです。
例えば現在アニメ2期が放送されている無職転生。
その作りこまれた世界観とボリューム感のある話の構想力、そして圧倒的な面白さはアニメを通して実感した方も多いのではないでしょうか。
そういう偉大な作品に影響を受け、うすっぺらい(その分素人にも書きやすく、改変しやすいという特性もある)「転生もの」などのテンプレートが生み出されるわけですが、そこからさらに設定を捻った作品を掘り当てるのが、日本萌学会最大派閥たる自称なろう通の醍醐味でもありました。
2本目は悪役令嬢ものの良質な翻案。
さて、2021年春。そんな趨勢に反したなろう原作アニメが放映され、非常に大きな衝撃を受けました。
お話としては、よくある日常もので、世界観もナーロッパと呼ぶべき小説家になろう特有の窓から糞尿をまき散らしたりしてない中世ヨーロッパベースの剣と魔法の世界(なろう民は剣と魔法の世界がFF3で止まっており、FF7から先に進むことはない。世界観を作りこむとだいたいFFTになる)で、はっきり言ってテンプレベース。
しかし、一点だけ特筆すべき点があり、それは萌えキャラの作りこみと、大量の萌えキャラを登場させ、一人も捨てキャラを作らない圧倒的な話作りのセンス。
それだけで春アニメの覇者になった作品がありました。
──森田季節、天才です。
テンプレベースの世界観で、萌えキャラの作りこみとほのぼのとしたホームコメディ調のストーリーだけで勝負したこの作品はまさに衝撃。
ストーリーに通ぶったファンタジーを求めると物足りないかもしれませんが、ころころと表情の変わる美少女、キャラの立った萌えキャラたちの個性ある立ち居振る舞いは、なろうから漫画化、アニメ化する際に大化けして、「異世界ベースの深く考えずにスッと見れる良質な萌え」として見事にブッ刺さりました。
萌えキャラ一本勝負、大勝ち。
この結果はなろうにストーリーの面白さや設定の作りこみばかり求めていた自分に対する大きな戒めとなるとともに、小説家になろうというサイトに対する無限の可能性を改めて認識させてくれました。
ここすき
森田季節はもともとラノベ畑の人間ですが、小説家になろうへ軸足を移してからはこういう漫画化・アニメ化したときにデカい萌え化けをかますような作品を量産しているように見受けられます。
こういう作品がたくさんアニメ化してほしいですね。
ちなみにですが森田季節がなろうでお気に入り登録している作品を読む際は自己責任でお願いします。
おそらく彼の根幹です。
また、2021年は初期から追っている玖洞つぐ原作「葉隠桜は嘆かない」の躍進の年となりました。
アース・スターノベル、天才です。
オタク各位は購読をお願いします。
・コミック
球詠や薬屋のひとりごとなど、去年から継続して読んでいた作品は安定して面白かったです。
球詠で華麗な内野守備のシーン、チャンスできちんと点が返るシーンを見ると阪神タイガースの試合を思い出して血の涙を流してしまいます。
萌え×スポーツ、ポテンシャルは無限ですが現実のスポーツが萌えに対して不純です。
野球を見るときは好きな球団を持たないようにしましょう。
ひとりごと、そういえばなろう原作でしたね。
なろうにおいて「後宮もの」というジャンルはかなり零細なのですが、なろうという下地で育まれたファンタジックな世界観と繊細なタッチで描かれる「後宮」という一種の異世界が魅力のこの作品は必読の部類だと考えています。
話も普通に面白いし読もうね。
・スローループ
顔面壊れちゃった。(説明放棄)
正統派のオタクなのでひよりちゃんが好きです。嘘です。実は俺、恋ちゃんのことが……
・項羽と劉邦、あと田中
なろう原作の(もういいよお前…)歴史ものです。
漫画「キングダム」でブイブイ言わせてた時代より少しあと、秦の時代にタイムスリップした会社員の田中(たなか)が、斎の王族・田横に見いだされ、田中(でんちゅう)として群雄割拠の古代中国を、営業スキルを使って外交官として乗り切る話です。
宮城谷昌光の香乱記を読んだことがある人はぜひ手に取ってください。
なろうには朽木基綱に転生する話など、激渋な歴史ものの名作がときどき転がってるのでチェックは欠かさないほうがいいらしいです。
なんで自分ハーメルンでウマの二次創作読んでたんでしょうね。
ちなみにあっこではだいたい競走馬に転生してディープインパクトとバトって最終的にサイゲに実装されるまでがワンセットみたいです。
私はハーメルンで競馬を学びました。
・ふかふかダンジョン攻略記
複数の国家と軍をもってしても攻略しきれぬ謎の超巨大ダンジョン。最強の冒険者をめざし、その「深き不可知の迷宮」(通称・ふかふかダンジョン)に挑むジャンは、ひょんなことから異世界に転生した一介の元・派遣社員だった…!「魔法少女プリティ☆ベル」のKAKERUが描く、王道だけどちょっと”想像のナナメ上”な冒険ファンタジー!!!
これ最強レベルの異世界ものです。
マジメに語りたいので次回のブログに回します。
ただ、下のリンクから1話のゴブリン戦を見てください。
全てが詰まっています。
・ラノベ
とある飛空士への追憶が面白かったです。
こういうことを言うとバカにされますが古代のラノベもなんだかんだで面白いので3か月に1回のペースで萌え萌えルネサンスは起こすべきだと考えています。
それはそうとして今年のラノベ戦線の最優秀賞はこれだと思います。
・~魔王令嬢から始める三国志~
元リーマンが中華街で会った占い師に導かれて三国時代の中国のロリータなお嬢様に転生。
と書けば字面はいいですが、転生した令嬢の名は「董白」。
中学時代から友達がいなくて三国志を読んでいた優秀なオタク、あるいは恋姫無双シリーズで世界史を学んだ哀しいオタク各位が察するように、こいつの親父は歴史に名を残す暴君の董卓なのです。
てなわけで主人公は親父である董卓、董卓を殺した中華最強の武人である呂布、袁紹や曹操とバチバチの関係となり、生存をかけて群雄割拠の英雄たちとすったもんだをする羽目になります。
はい。歴史ものです。
ただ、これは自信をもって勧められる歴史ものです。
サブカルガチカルを問わず、古来より歴史を題材とする読み物は巨大な課題を宿命的に抱え込んでいます。
それは、歴史を知らない人も楽しめるものにしないといけないということです。
董白伝はその課題を軽くクリアしています。
董白というニッチな部類の人物に転生し、前世の歴史知識で無双!とはならず、一筋縄ではいかない展開。
歴史ものというジャンルにも関わらず、登場する人物たちも、英雄としての風貌を残したままラノベ調の親しみあるキャラクターへと置換されており(ここらへんのバランス感覚も凄くて一切鼻につかない)、何も知らない状態でも楽しく読むことができます。
戦闘がらみの設定も練られていて、中国拳法や気功法をベースにした戦闘シーンは普通にテンション上がります。中華最強の呂布の一撃を受け止めた馬超(美少女)が、馬に気を通して衝撃を地面に逃がしてダメージを軽減するシーンは普通に興奮しました。
でもってこれは今後爆伸びする可能性大。
・公務員中田忍の悪徳
自分の部屋に突如現れたエルフを、異世界の常在菌から地球を守るため冷凍保存しようとする公務員の話です。
次の巻を首を長くして待っています。
以上です。
2021年を振り返ると、やはり新文芸を中心に漁っているのでなろう常駐軍に復帰したほうがいいなと感じました。
そろそろ異世界・現代ものを問わずに「ざまぁ」タグをつける時代も終わっていると思うのでスコップを再開しようと思います。
あと2022年に備えてスマホを買い替える予定です。出るんですよ、Keyの新作が2月に。
公式サイトでやなぎなぎ×麻枝准の新曲が聴けるのですが、キッズなので大変興奮してしまいました。
やはり2022年は葉鍵時代が来るのかもしれません。
では。
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