【結果発表】夏アドベントカレンダー 人気投票!【2023.7.1〜8.31】
2023年、夏。
…インターネットの片隅で、
萌え上がる男達がいた。
【日本萌学会 7月アドベントカレンダー】
本来クリスマス前の催しであるところのアドベントカレンダーだが、12月は仕事が忙しすぎてロクにインターネットができないという社畜どもの悲しみから生み出された新たな文化。
それが夏アドベントカレンダーである。
そもそもは7月いっぱいで終了の予定であったが、連綿と予備日が設定されて(惰性で)8月末までバトンが繋げられてきた。
(8/31の記事)
一部会員は
「クリスマスまで続けるぞ!」
などと息巻いている(本末転倒)。
...が、とりあえずひと夏を乗り切ったということでひとつの節目としようではないか。
今回、9/1の記事として、こちらの企画を打ち上げた。
【夏アドベントカレンダー人気投票】
投票は8/28〜31の4日間くらいと短期間の実施だったが、皆様のご協力あって25票とそれなりに企画の体裁を保てる程度の投票数を得ることができた。ご投票いただいた皆様には感謝の意を表したい。
それでは、さっそくであるが、結果発表を始める。
まずは3位から!
3位には同率で2本の記事がランクインした。
【3位タイ】
7/26の記事
『2023年夏アニメ第1話クロスレビュー』(はるひ氏)
有権者の声
Q.この記事のどんなところが好きですか?
- こういうのがええねんな。こういうのがいいんです。参加しようかと考えていたんですが、私は加点式でアニメを見るので10点を連発しそうだったので断念。出てきた記事を見て意外とみんなシビアに見ていたので参加しなくてよかった~ってなった。君たち普通に感想とか書けるんですね。やっぱり人が本気で作品を見た上で出力するレビューって、その人と感性が合うかは別にしていいもんですよね。そういう見方もあるんだって視点になれたり、逆にそうそう! わかってんねぇ~って言えたり。これ、かなりいい企画だと思うんで、萌学会の定期の行事にしませんか?【はやかわ氏】
個人的には、今回随一の「安心して読める記事」と感じた。(尖った記事が多かったので…)
批評記事は意見が偏りやすいという欠点があるが、本記事はクロスレビューであることによって色々な視点からアニメを見ることができる。クール初めの時期に、アニメ鑑賞の参考になった点も嬉しい。ぜひとも毎クールやって欲しい名企画だ。
【3位タイ】
7/10の記事
『萌えキャラの画像でノイズミュージックを作る』(OnlyPrana氏)
有権者の声
Q.この記事のどんなところが好きですか?
- 右クリック禁止【手札事故氏】
そこ?
…
謎技術を駆使して労力をかけ、よくわからない音声データを作ってしまうという一見意味のなさそうな行為が、しかし笑える。「かつてコタマだった音」を再生した瞬間の脱力感といったらない。コタマを使ってコタマがやりそうなことをやっていて芸術点が高い(先生の写真を使って「これが先生の音ですか…」とか言ってそうじゃない?)。あとオマケのミュージックが中ボス戦(イメージはちょいグロのキメラみてーな敵)のBGMっぽくて筆者は結構気に入った。
【2位】
7/10の記事
『【PR】あかげい倶楽部公式グッズがついに誕生!』(とらきち氏&ちいーそ氏)
有権者の声
Q.この記事のどんなところが好きですか?
- 正直アドベントカレンダーみたいな、みんなで記事を書くやつって、そりゃ表には出さないですけど、頭一つ抜けた記事を書いてやろうと思うわけですよ。フォーマットか着眼点のどっちかで抜きんでて、可能なら自分より後の執筆者の文体とかに影響を与えたいじゃないですか。そんな中完敗したな~って思ったのがこの記事です。勢いで読ませる記事って「無駄なことを疑問を抱かせないスピードでやる」「損得勘定を捨てる」「でも読む人の気持ちが追いつかなくならない程度に冷静さを保つ」の3つが不可欠だと思っていて、この記事には悔しいけどその3つ全部がありました。その上に作成編と実食編で合作までやってて、いや、これ本当に割と記事のフォーマットとして革命的だと思います。どこかで一度このフォーマットを踏襲して記事を書きたいですね。本当に自分で考えついてみたかったです。完敗です。【はやかわ氏】
- 麺が太過ぎて「太すぎるッピ!」と言っているところ 【72本目のちん毛(←どこから数えたんだよw(←ここだよ(←どこだよ)))氏】
- タフ語録はルールで禁止スよね【ロリ・エルフ氏】
- 一つ一つはそれほど難しく無さそうなのに、上記の事を実施してブログ記事にまとめる凄さ。喫食手当のゲームは私も買いました(積んでる)【匿名】
アドベントカレンダーの初期において颯爽と登場し、圧倒的に奇抜な企画で界隈をざわつかせた。なんとこの企画、かなり手間とお金がかかっている!レターパックから食いもんがドンドン出てくるところはさすがに噴き出してしまった。もうちょっと衛生的な方法があっただろ。麺以外は意外にも美味しかったとのことなので、ぜひともいつの日かリベンジに挑戦してほしい。余談だが、あかげい倶楽部のお料理記事は名作揃いで筆者も毎回楽しみに読んでいる。
…さて、1位の発表の前に、惜しくもランク外となったが得票のあった記事のうち秀逸だったものをピックアップして紹介したい。
【ピックアップ①】
『天使様ウエハース最大の謎 ~七夕カードの手繋ぎに迫る~』(はやかわ氏)
一部界隈でムーブメントとなった天使様ウェファー。前半部分だけで下手なまとめサイトより史料的価値があるのに、後半部分までぎっちりオタク的活動と考察の記録が詰まっていて飽きない。みりんも買ってるし。あと当然のようにコンプしてるの怖いって。
【ピックアップ②】
『生徒さんからモモトークが届いていますよ!』(うどん仁氏)
ナースだああああああああ!!!!
やったああああああああ!!!!
…ではみなさんお待たせしました!
一位の発表に参ります!!!
優勝は!!!!!!!!
こちら!!!!!!!!
【1位】
7/30の記事
『地下鉄下江コハル(水着)線 千里中央行き』(KKO氏)
おめでとうございます!
有権者の声
Q.この記事のどんなところが好きですか?
- 幼少期に読んだ絵本のような、予想が付かずワクワクする場面展開【匿名】
- 怖い。コハル(水着)の実装当時にかなり話題になった謎の線。私もこれには着目していて、これの大喜利で一記事書けるかもとは思っていたのですが、競合他社が多そうなので断念したところ、身内からアホみたいな大きさの黒船が出航していったのでウケちゃいました。この記事はもう戦うとかの次元にはないと思っています。ただただ脳みそを蹂躙されました。余談ですが最後の音MAD(?)きっかけでずんだもんの動画を見るようになりました。【はやかわ氏】
- 自分がいかに何も知り得ないちっぽけな存在だと知れるから【125kg氏】
- 歌詞に共感した【753】
KKO氏の持ち味であるナンセンスでシュールな世界観(この形容、陳腐で嫌だけどそれ以外に言い表せる言葉を知らなくて…)が存分に発揮されている。また、楽曲のオマケ付きという豪華な記事となっていることも人気を博した要因だろう。この記事よくわからなくてこれ以上解説することがありません。でも、完全に意味不明な文字の羅列というわけではなくて、「ここはこういう繋がりがあるのかな?」と想像させる余地があることが面白味を生んでいるのだと思う。でもでも、やっぱり意味わからなすぎて読んだはずなのに内容を全然覚えていない。
【総評】
今回人気を集めたのは、どれも結構な時間と労力がかかっているであろう記事だった。優勝作品なんかは、コハルの画像をコンビニでカラー印刷したり、電車の模型を買ったり、ロケに行ったり、早朝に道路に並べて写真撮影したり、挙句、DTMで作曲までしたりしている。
労力をかければ必ず面白くなるというわけでもないだろうが、人が「こんな意味のなさそうなことに本気になっている。何やってんだこいつら」というところに面白みを感じてしまうことは否めないだろう。
アドカレはまだまだ続いていく予定だ。
最近は何者かの手によって日程管理用のスプシが西郷隆盛まみれにされるという被害も発生したが、我々は、めげずに労力をかけ続けていきたい。
いつの日かまた、読者のみなさんの目に留まり、「何やってんだこいつら」と思われることを目指して。
それでは最後に、チャンピオンKKO氏のコメントで締めくくりたい。
ヤングドーナツにチ○ポが入るかどうかでサイズを測ろう。入ったら死にます。
あ、あと、この画像あげます。
ありがとうございました。
…
ん?
9/2…?
???
【???】
9/2の記事
『セクシーセイアですまない』(KKO氏)
(おまけ)
西郷どんまみれにされたスプシ
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